導入実績 ACHIEVEMENT
2021.08.20
事例紹介愛知海運産業株式会社様 KA-1100R
2021年3月某日 愛知県田原市にて
いつも弊社HPをご覧いただきありがとうございます。
㈱MKIの小西です。
今回は、愛知海運産業株式会社様の「KA-1100R」へ吊荷監視カメラ(HEC-981)を
取り付け致しましたので、その様子をご紹介します。
KA-1100Rは令和元年9月ごろリリースされた、最大吊り上げ能力110tのクレーンです。
純国産の非分解型オルターで、ブームを取り付けた状態で公道を走行できるのが特徴だそうです。
私が入社した16年前は、タワークレーンやクローラークレーンに対して
吊荷監視カメラを販売が少しある程度でリースがほとんどでした。
オールテレーンクレーンに対しては、吊荷監視カメラをつけることは、ほとんど無かったです。
オールテレーンクレーンに吊荷監視カメラを付けることが年々増えてきています。
とはいえ、後付けで取り付けることが多く、部品設置のための金具を設計する必要がありました。
今回のKA1100Rにはクレーンメーカーさんから出荷される際に
すでにカメラ部品用の土台金具がついていました。
いよいよオールテレーンクレーンも吊荷カメラが当たり前に必要になってきている証拠ですね。
こちらは、子フックのシーブを格納している写真ですが、カメラを取り付けるための金具を着脱式にすることで
親フックだけでの作業やジブでの作業時もスムーズに行うことができるようにしています。
シーブと金具の距離感が絶妙じゃないでしょうか!笑
すでに金具がある状態だと、工数も減り作業効率が上がりますね!
少し頭が見切れていますが・・・
操作レバーの傍にコントローラーをモニターは正面に取り付けし
映像試験とケーブルの引き出し試験とジブ使用時にケーブルが干渉しないか?
を確認し、作業は完了しました。
最後に
MKIとして、KA-1100Rへの吊荷監視カメラ取り付けは初めてということで
至らない点が多々あったと思いますが、愛知海運産業株式会社様のお力添えもあり
無事に取り付けすることができました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
報告者:小西