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2022.08.30

事例紹介

鹿島港湾運送株式会社様 2000HLX

2022年7月27日 鹿島港南公共埠頭にて

 

いつも弊社HPをご覧いただきありがとうございます。

東京営業所 営業担当の薦田です。

 

今回は鹿島港で、港湾荷役他様々な業務をなさっている鹿島港湾運送株式会社様の2000HLXに

港湾荷役用吊荷カメラ「FAT30」と1:1無線機「KM-3000」を設置致しましたので紹介させていただきます。

 

 

2000HLX…今まで私の担当では1000HLX、1500HLX向けに機器類の設置実績はございましたが、2000HLXは初めてになります。

2000HLXはSCX2000-2型がベースだそうで、標準エンジンにもかかわらず定格15.5tウインチ搭載により、港湾荷役作業で良く行われているフリーフォール作業にも適しているそうです。

150t吊から200t吊になったことで、1500HLXに比べても一回り大きく感じます。

 

今まで鹿島港湾運送様には「HEC981」「TVK」型の吊荷カメラをご利用いただいておりましたが、今回初めて「FAT30」を設置させていただきました。

 

「FAT30」とは何?

東京営業所ではまだ2セット目と実績が少ないため改めて説明させていただきます。

 

港湾荷役用吊荷カメラは油圧シリンダーが付いておりません。

ではどうやって角度調整するの?

港湾荷役用吊荷カメラ「FAT30」では油圧シリンダーの代わりに角度センサーと連動した上下±30°(計60°)可動出来る機構が内蔵されているので、ブームの起伏に合わせて自動追従で常に内蔵カメラをフックの位置に合わせることが出来ます。

 

油圧シリンダーを無くしたメリット①振動により強く!

港湾荷役クレーンの主な作業として船から砂利等を降ろすのですが、グラブバケットやクラムシェルを使うので荷取り時はバケットを砂利等の上に落とす、荷下ろし時は空中でバケットを開いて砂利等を落としたりします。

(先ほど2000HLXの説明で記載したフリーフォール作業がこれに当たります。)

 

それによりブームに衝撃が伝わりますが、吊荷カメラでは油圧シリンダーの軸に伝わるため、

油圧シリンダーの故障に繋がる可能性がありました。

油圧シリンダー分軽くなったのとカメラケース全体で衝撃を受けるため、分散された分、

内部機器への影響が少なくなりました。

 

油圧シリンダーを無くしたメリット②起伏時の滑らかな動き!

設定した角度を記憶しモーター駆動するので、起伏の角度に関わらず常に滑らかな動作で同じ方向に追従します。

更に下向きだけでなく任意の角度に設定できるので、ブームTOPに付けて真下を見る以外にブーム中間に付けて斜めに船の荷物を見るなど少し違う用途でもご利用いただけます。

1台のクレーンに「FAT30」を2台付けて、分割・切替で見るお客様もいらっしゃいます。

 

ジブの無い傾斜ブームだけのクレーンで、起伏動作が60°以内に収まることから今回の「FAT30」の仕様が有効に活かされます。

 

左右の角度調整は取付金具で行います。

下記赤枠の部分で変えることができます。

 

では、OP室内の設置模様を紹介致します。

 

室内後部棚に親機、充電器を設置し、

 

 

入口後部の壁にフレキマイクを設置します。

 

 

室内前方には15インチモニター、中継BOX、コントローラーを設置します。

 

残念ながら映像の映ったモニター画面の撮影はできませんでしたが、「FAT30」はハイビジョン画質も大きな魅力の一つになっています。

 

当日は最高気温36度を超える猛暑日ではありましたが、弊社のために丸一日お時間を下さったおかげで、給水休憩の時間をしっかり取りながら無事設置作業を終えることができました。

 

鹿島港湾運送株式会社様、住友重機械建機クレーン株式会社様、

今回も弊社製品をご採用いただきありがとうございました!

 

報告者:薦田