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2021.01.20

事例紹介

株式会社アイトップ様 レンタル作業用無線機(5者無線)

平素から当社HPをご覧いただいている皆様。

あけましておめでとうございます。MKIの佐野です。

 

新年おめでたいのですが、緊急事態宣言が発令される等、新年早々から

気を抜けないスタートです。

「全集中!」で警戒しながら、2021年の良いスタートを切れるよう頑張りましょう!

 

今回は、㈱アイトップ様の現場にて、弊社のレンタル作業用無線機(1対4の5人同時通話無線機)を

どのように利用して頂いているのかを紹介いたします。

 

まずはどのような構成で無線を利用しているか簡単にご紹介しますね。

 

まずは親機を1台、主にクレーンの運転室に設置します。

親機にはスピーカーとマイクが装着されていてハンズフリーで

子機を持った4人と会話が出来ます。

そして無線機を持った4人も、親機を介して会話が出来るので、

親機:子機=1対4の計5人同時通話となるわけです。

 

クレーンの作業無線となりますと、2者通話や3者通話が一般的です。

弊社でも2者通話や3者通話の無線機の販売やレンタルが大半を占めます。

その為、5人同時通話の無線機がどのように現場で利用されているのか

現場で確かめたく、見学させていただきました。

 

まずは親機を設置しているクレーンですね。

オレンジの〇で囲っている場所には、T型ダイポールアンテナを設置して

運転室内の親機と有線でつながっています。

無線機の使用環境に応じて、クレーンのブームの先端までケーブルを伸ばして

八木アンテナを取り付ける場合もあります。

 

クレーンのとなりにはケーシングと呼ばれる、基礎工事に必要な大きな管が配置してあります。

当日は、作業も落ち着いていて危険性が無いとの事で見学の許可をいただいたので、

実際にケーシングを使用する作業は見られませんでしたが、実際にはここに職人さんが待機しており、

クレーンのオペさんとの掛け合いが必要になります。

 

ケーシングのとなりには、トレミー管と呼ばれる、ケーシングよりも

細い管が配置してあります。その奥には鉄筋籠もあります。

こちらにも職人さんがいて、このトレミー管と鉄筋籠の玉掛け作業をしたりします。

この基礎工事、「全周回転式オールケーシング工法」と呼ばれるもので

先の写真のケーシングは、穴を掘る際のガイドになります。

そしてトレミー管は、掘った穴にコンクリートを流し込む際に必要な管で

鉄筋籠はコンクリートの芯になります。

説明では分かり辛いかもしれません。詳しく知りたい方は

「全周回転式オールケーシング工法」で検索してみてください。

分かりやすいイラストがありますよ。

 

そしてこちらは通称“ジャッキ”と呼ばれる「全周回転掘削機」です。

残念ながら上に乗っての撮影はできませんでしたが

この機械の中心には穴が開いています。

ケーシングをクレーンで吊り、上から差し込む形で穴にセットします。

セットする際に職人さんの誘導が必要なため、こちらにも1つ無線が必要になります。

セットが終わると、この機械が生み出す振動と回転による凄まじいパワーで

ケーシングがどんどん地中に入り込んでいくのです。

ケーシングの内側には崩れた土砂が残ったままになりますので

ハンマーグラブと呼ばれる巨大な掘削グラブを利用して取り除きます。

 

※これがハンマーグラブです。

取り除かれた土砂はダンプカーに載せて排出します。

街で見かける土砂を積載したトラックは、もしかしたら基礎工事の土砂を

積んでいるのかもしれませんね。

 

実際に穴を掘り進めると地下水の噴出が見られることが多く

ポンプを利用して水を排出する作業も必要になります。

 

作業される方々曰く、「水回り」と呼ばれるスラッジタンクです。

 

ポンプを稼働させ、地下水をここに集めます。

こちらにも作業する職人さんが必要です。

1(クレーン内のオペさん)対4(ケーシング周り、トレミー管・鉄筋籠周り、全周回転掘削機上、水回り)

それぞれの持ち場での連携が必要なため、1対4の無線が必要な理由がわかりました。

私自身、基礎工事の事は少し知っていましたが、あくまでインターネットや

人伝いで得た知識。実際に現場に行き説明を受けると理解度がさらに深まりました。

補足になりますが、実際の作業での無線機の利用方法についてです。

親機だけでなく、無線機子機もハンズフリーでご利用できます。

 

実際の使用法が分かりやすいように上着のチャックを空けてくださいました。

写真のように胸ポケットに無線機をセットし、前立ての部分にマイクを固定

イヤホンを装着してハンズフリーで使用します。

作業で片手が埋まっていては作業効率も落ちますからね。

 

今回は基礎工事での1対4の無線機の使用方法を見学させていただきましたが

基礎工事だけでも工法は多岐にわたります。

 

まだまだ私の知らない無線機の利用法が沢山あると思いますので

また皆様にご紹介できるよう勉強して参ります。

 

最後になりましたが、株式会社アイトップ様、現場見学を快く承諾して頂きありがとうございました。

 

MKI 佐野裕也