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2025.12.26

事例紹介

拓南商事株式会社様 7090G-2

平素より弊社HPをご覧いただき、誠に有難うございます。
福岡営業所の 中田 です。

 

2025年10月に沖縄県うるま市の拓南商事株式会社様の【7090G-2】へ、
弊社製の港湾荷役向け吊荷監視カメラ(FAT)を設置させていただいた際の様子をご紹介いたします。

 

拓南商事株式会社様は1953年12月に創業、総合リサイクル業として、沖縄県下で発生する金属スクラップ・使用済み自動車・家電・自動販売機・OA機器類などを、解体、破砕、選別し、製鋼原料、非鉄金属原料及びスクラップ原料の再資源化を行われております。

 

今回私共は港湾荷役作業で活躍するクローラクレーンへ吊荷監視カメラの設置依頼をいただきました。
2025年4月に納車された同機種のクローラ(7090G-2)へカメラを採用していただいており、そちらが評価され、既に現場で活躍されているクローラへのカメラ追加注文という流れとなりました。
ありがとうございます。

 

当日は販売の窓口のコベルコ建機沖縄営業所へ先ずはご挨拶、その後現場(港)までアテンドしていただき作業に入りました。(現場は沖縄市)

 

それでは設置の様子のご紹介です。

【中継ボックス・インバータ(モニター用)・モニター・手元コントローラ】

 

 

 

【メインブーム下部】

建築現場各所で使用するクレーンとは違い、組立解体が基本ありませんので今回は手巻ドラム無しの仕様となります。    またコネクター接続を通常はクレーン配線類のジョイント付近としておりますが、今回はオペレータさんと相談し外部に晒されていない(雨風の影響をうけにくい)クレーン運転室の下でジョイントしております。

 

 

【カメラ】

 

 

 

【カメラ設置後のブーム全景】
広大な港での作業でした。奥の方には弊社カメラを採用してくださっている会社のクローラが見えます。
「協立のカメラ」を見かけると嬉しく感じます。

 

 

【クローラ3台】

奥のコベルコカラー7090Gー2が2025年4月に納車分、カメラをご採用いただいております。

3台のクレーン後方には大きな発電機を搭載してありました。

発電機で油圧モーターを動かしグラップルバケットを開閉。

クレーンでバケットを吊り上げ、開いた状態で船内に下ろし、バケットを閉じて鉄スクラップを荷役するそうです。

 

 

※港湾荷役用吊荷監視カメラはオペレータさんが直接確認することが出来ない船舶の中を確認することが出来ますので
【安心・安全】に役立っています。

 

【余談】

オペレータさんにお話をお聞きしたところ、時化で船が来れないことがあるが、船が来た時には荷下ろしが終わるまでの作業となるそうです。後日、瀬戸内海のお客さんにお話をお聞きする機会がありましたが、土地柄直前に船が来れなくなることはないとのことでした。土地土地で環境が違うのだなとこの年齢でまた一つ学びました。(笑)

 

実は当日、経験したことの無いような土砂降り・強風の中での作業となり普段より設置に時間がかかってしまいました。
(私の日頃の行いがいいのでしょう(笑))
沖縄はまだ暖かかったのが救いでした。

拓南商事株式会社様、コベルコ建機様、この度は弊社吊り荷監視カメラをご採用いただきありがとうございました。